春、夏、秋、冬。世界各国四季はあっても日本ほど風情や情緒を感じる四季は珍く、もはや、日本人の文化となっています。日本四季では、日本の四季をビジュアル的に分かりやすくご紹介していますので、日本旅行の際の参考にして下さい。

Each season have natural authentic taste,

It's Japan's Four Season!

AUTUMN

日本の秋は、様々な食物が収穫の時期を迎えます。
山では山菜やきのこ、田畑では野菜や果物、海では脂の乗った魚介類といったように、至る所で美味しく新鮮な食べ物ばかりになります。
新鮮な食物が収穫され美味しく食べれることから、”食欲の秋”などと称されたりします。

また、秋の植物の殆どが秋色に変わります。
この様子を日本では”紅葉”と呼びます。
植物たちが紅葉すると、緑だった葉の色が赤や黄色に変化しなんとも言えない、風情のある風景と変化します。
紅葉の時期になると人々は紅葉見物に出かけるため、日本各地の観光地が賑わいます。

秋の紅葉色が強くなる中、この時期に花を咲かせる植物もあります。
秋の桜と書いて、コスモスと呼ぶ花です。

Japan Autumn | Cosmos - Flower of Autumn

Fresh and tasty food of Autumn

Fresh and tasty food of Autumn

Japan Autumn - Kouyou in Kyoto Japan

Kouyou in Kyoto Japan

秋は風情のある季節であり、情緒ある風習で有名なのが”お月見”です。
月見団子をお供えして、月を眺め、食べる、という風習です。

お月見の由来は、

月に感謝をする
農作物の収穫をするときには、夜遅くまでかかることがあります。
電気がなかったような時代には、月明かりは、農作業の大きな助けとなっていたのですね。
そのため、月に感謝を捧げたのだそうです。
農作物の豊作の祈願と、収穫の感謝をする
秋は、様々な農作物の収穫の時期です。
お米もその中の1つですが、昔の日本人にとっては、お米の出来・不出来は、とても重要なことでした。
そのため、お米を含めた農作物の豊作を祈願し、無事に収穫が終わったものは感謝を捧げる、その儀式がお月見という風習に繋がっていると言われています。
月を眺め、愛でる習慣
古来から、日本人は、月を眺めて楽しむ習慣がありました。
和歌などに「月」がよく詠まれていることからも分かりますね。
秋の月は、1年の中で最も美しいとも言われていたようで、それがお月見に繋がっているとも考えられています。
これらが合わさったものとされています。

Japan Autumn - Otsukimi

Japan Autumn - Otsukimi

秋になると、気温も暖かかったり肌寒かったりするので、人々はそれに対応した服装へと変化していきます。
Tシャツは長袖となり、更に薄手のジャケットを羽織ることもあります。
女性では、素足を出していたサンダルからブーツなどへ、スカートからパンツなどへ変化していきます。

Japan Autumn - Autumn Fashion

Autumn Fashion - In Tokyo Japan