Each season have
natural authentic
taste,
It's Japan's
Four Season!
四季と一言で言っても様々な国で四季は存在し、日本固有の特徴ではありません。
では、何が日本独特なのかと言うと、日本の四季には春夏秋冬のそれぞれで全く異なる景観となり、それに合わせて日本に住む人々も生活スタイルも移り変わっていくのです。
これは、もはや日本文化と言っていいほどで、世界広しと言えども
季節の変化 = 気温や天候の変化
ではなく、気温や天候の変化による景観の変化であったり、
自然界の植物の変化、人々の生活の変化であったりと、日本ならではなのです。
日本では、これら全ての移り変わりを季節とし、
春夏秋冬 = 四季
としています。
また、それぞれの季節でしか花を咲かさない植物や、見ることが出来ない景観などに対して、日本独特の表現で"風情"を見出しています。
世界的に四季は日本以外でも存在します。ただ、日本の四季は、世界でも珍しいのです。
日本の四季は、それぞれの季節で異なる顔を持っており、季節感漂う日本四季は日本文化に大きな影響を与えています。
では、なぜ日本の四季は他国とことなる四季になっているのかと言うと、それは、日本という国の位置が影響しているようです。
日本という国は西に大陸、東に太平洋というように挟まれており、太平洋には温暖な太平洋の海流(黒潮)があり、これが日本列島の左右を流れていき、同様に千島海流(親潮)が日本を冷やすように北から流れていく影響を受けていることと、同様に夏に強くなる暖かい太平洋高気圧と逆にシベリアで発生する冷たい高気圧がちょうど日本列島でぶつかりあう為に、季節による気温差だけでなく気候もはっきりと異なっているのです。
日本は島国で大陸の高気圧と太平洋上の高気圧がぶつかり合うところにあるため、四季の気候の変化がはっきりとしています。
世界中を見ても温度だけでなく、これほどはっきりとした気候の変化をもつ地域はあまりありません。なぜなら世界のほとんどの国は大陸にあるからです。大陸では気候の変化の要因があまりありませんので、日本のような激しい変化は無いのが普通です。
つまり冬は寒いだけ、夏は暑いだけ、あとは中国なら黄砂の季節、アメリカ中西部なら竜巻の季節があるぐらいなのです。